November 13, 2004

サポニン

薬理効果の一翼としてのサポニンについて。

■説明
サポニンとは水を混合して振ると泡がたつ起泡性を有する物質をいい
構造的にはトリテルペンやステロイドをアグリコンにオリゴ糖が結合した配糖体です。
サポニンにおけるアグリコン(非糖部)をサポゲニンと呼ぶ。
このサポゲニンによって分類される。

■分類

  • トリテルペノイドサポニン……トリテルペンをサポゲニンに持つ
    • オレアナン系 [五環性 ]……大多数
      • ミシマサイコ……主成分はサイコサポニンa、血中ACTH、コルチコステロン量を増加させストレス潰瘍予防、抗炎症、抗アレルギー作用を有す
      • オンジ……イトヒメハギなどの根
      • 甘草
      • キキョウ
      • ゴシツ……ヒナタイノコズチなどの根、昆虫変態ホルモン作用を示すエクダイソン系ステロイドなども含有
      • セネガ……ヒロハセネガなどの根、元来は北米原住民の間で用いられていた民間薬
      • モクツウ……アケビ、ミツバアケビの茎
    • ダンマラン系 [四環性]……少数
      • 人参……主成分はギンセノシドRg1など
      • タイソウ……ナツメの実、緩和、鎮静、鎮痛、強壮、補血など
  • ステロイドサポニン……ユリ科、ヤマノイモ科などに多く見られ、下記以外のステロイド配糖体はサポニンと呼ばれない
    • スピロスタン系
      • チモ……ハナスゲの根茎、タンニンにも富む
      • バクモンドウ……ジャノヒゲなどの根の膨大部
    • フロスタン系
トリテルペノイドサポニンとステロイドサポニンが共存する例は知られていない

■参考リンク
サポニンについて

Posted by Samourai | Comments(0) | TrackBack (0)