October 15, 2004

日本、非常任理事国へ

日本が非常任理事国に選ばれたようです。
国連安全保障理事会は5カ国の常任理事国(中国、ロシア、アメリカ、フランス、イギリス)
と10カ国の非常任理事国で構成され、国連における重要な決定を下し権限を行使する機関です。
このうち非常任理事国に選ばれたということは任期2年ということになりますが
最終的には常任理事国入りしたい意向のようですね。

常任理事国には拒否権があるのでただ一国でも拒否をするとその時点でその議題は否決されてしまうので
冷戦時代にはこの拒否権の濫用によってほとんど国連は機能しませんでした。
もちろんこれからも濫用の問題は発生するでしょうし、安保理の権限を考えれば
これから先も国連の国連たる名前に見合った働きは期待できないのではないでしょうか。
第一次世界大戦、第二次世界大戦、冷戦構造、各地紛争問題etcetc
そして、現実問題として国連は国際問題解消の場ではなくプロパガンダを展開するために存在しているようにも思えます。
そういった中で日本は大戦や被爆の悲劇を越えてどんな役割を果たせるのかはとても興味深いですね。

ナチスを生み、世界を混乱の中に落とし入れてしまった過去を持つドイツも同様に
理智に富んだ判断を行えるのではないでしょうか。
戦勝国、敗戦国の枠を超えて世界平和という原意をもう一度省みて自分たちにできることをやってほしいなと思います。
少なくとも第三世界の存在や世界の更なる平和のためにも常任理事国の拒否権は撤廃すべきでしょう。
先進国の理論=世界の理論である時代はとっくに終わりました。
拒否権を巡ってはロシアあたりでまた一騒動起こりそうですが第三世界大戦が起こる前に……。

Posted by Samourai | Comments(0) | TrackBack (0)