古くからの諺に「食べすぎは良くない、八分目までが丁度良い」という教えがありますが
実際的にもこの諺は役に立つようです。
例えばサルや犬、豚などを実験台に
i)常に満腹
ii)いつも空腹、たまに満腹
iii)常に空腹
このどれがもっとも健康的か、長寿命かを調べたら(ii)が最も良い結果だったのです。
同様にハムスターを使って少し抽象的ですが
i)常に幸せ
ii)厳しい環境、たまに幸せ
iii)とても厳しい環境
どれが良いかを調べるとやはり(ii)だったのです。
明るさや温度、湿度などの生活環境も含めた総合的なパラメタとしての幸せを指しているんでしょう。
人間でもありました。
アメリカのどこぞに巨大な建造物を造り、その中で5年そこらハングリーな生活をさせたのです。
結果は体脂肪は激減、コレステロール値や血糖値、血圧…etcetcの数値が軒並み向上して
まさに健康体になれたようです。
記憶はあやふやですが『バイオスフィア2』の実験とはまた別の建物だったと思います。
ここからある推論ができると思います。
例えば子供を育てるには普段は厳しく(≠叱るばかり)、たまに優しくするのが良い、とか
普段は自分を甘やかさず一月に一度くらい何かボーナスを自分で作ってみる、とか。
永続的な幸福が存在しないように、必ず精神も体も今の環境に慣れようとします。
だからそのギャップを意図的に作ることで自分を理想的に高めることができるのではないだろうか、と。
これが『腹八分目の法則』です。