日本でいつのまにか裁判員制度の法案が可決されていたらしいです。
今年2004年5月20日だそうで。
言葉はともかく要はアメリカや諸国家でのいわゆる陪審員制度のことのようです。
映画『12人の怒れる男』は陪審員たちの有罪or無罪の議論ということで有名ですね。
あんな感じなのかはさておき、これを想像しておけばよいのではないかと。
まず最初の疑問はなぜ既に定着している『陪審員制度』という語ではなく
混乱を招くのは想像に難くない『裁判員制度』という語にしたのかということです。
恐らくは元来、日本人というものはお上-庶民という構図が1000年以上続いていますから
庶民が庶民の罪を判定するという事に対する嫌悪感を減らすために
あえて、分かりづらい語を選んだのではないでしょうか。
政府の意図はよく分かりませんね……。
しかし、少なくとも日本人の精神構造に『陪審員制度』は適当ではないし
現実問題として法廷に出頭する似非裁判員がどれだけいるかは疑問です。
名目は「一般市民にも裁判に関心をもってもらおう」だそうですが、
政府はどこまで分かった上でこんな法案を可決したんでしょう。
彼の有名な「シンプソン裁判」のように陪審員も普通な人ですから
それゆえに起こる過ち、とは断言できませんが、は避けられないでしょう。
では日本人的陪審員ではどんな事が起きるのか、蓋を開けてみないとわかりませんね。
もし俺が選ばれたら時間と気力のある限りは出頭したいなと思います。
やってみないとわからない事、見えてこない事が沢山ある気がします。