February 08, 2004

健康論3 - 抗酸化サプリメント

知ってトクする成分辞典
ビタミン・ミネラルについての簡単な知識はこちら。
まずは抗酸化物質 - 活性酸素について

ベース、語感的にはディフェンシヴな感じがするよな。
だけどここはアグレッシヴに行こう。

ベースサプリメントで何ができるか。

その一、活性酸素対策
よく活性酸素って聞くけどなんじゃそりゃ?
活性酸素とは
ここにある通りです。
簡単に説明すると、脂肪酸を酸化して過酸化脂質にしたりするわけだ。
そうすると動脈硬化やら脳溢血やらなんだか聞いただけで嫌になるような病気になったりする。
だけどガクガクブルブルする前にできることはいくつもあるんだな。
活性酸素が発生したら電子をプレゼントして善良な酸素に戻してあげればいいんだ。
体内にも抗酸化酵素と呼ばれる物質はあるけど、これらだけじゃ十分じゃない。
外因的に抗酸化物質を摂りいれる必要がある。
と思ったそのときにまず思い浮かぶのはビタミンCだろう。
これさえあれば活性酸素は怖くない!とは行かないんだな。
ビタミンCは水溶性ビタミンで、これは脂質には親和しない。
細胞の周りの細胞壁っていうのは脂肪でできてるから細胞の中には入れない。
これじゃ意味がない!

チッチッチ、抗酸化ビタミンにも脂溶性があるんだな。
その名もビタミンE!
こいつが居てくれれば細胞の中もガンガン還元してくれるはずだ!
まだ甘い。
ビタミンEは血液脳関門を通過できない。
血液脳関門?なんじゃそりゃ。
脳は人間の体でも一番重要な部分でありどこの馬の骨とも知らん物質は入れてくれないんだ。
更に、人間は酸素の20%も脳だけで消費してしまう。
つまり確率論的に行っても体内の活性酸素の20%が脳で発生していることになる。
これはあまりに危険DA!
そこで血液脳関門を通過できる抗酸化物質としてポリフェノール類やリポ酸などがある。
ポリフェノール類とは類であり、ビタミンB郡が郡であるように色々と種類がある。
そこらへんの話は詳しく書くととんでもない文量になるから省略するとして・・・。

でもビタミンEが一度還元しちゃったらどうなるの?酸化ビタミンEになっちゃうでしょ?
そう、そこで必要なのが酸化して身も心もボロボロのビタミンEを癒してあげる存在だ。
それこそがビタミンC。
つまりビタミンCは一番下っ端にして体内の抗酸化システムの要であると言えるわけだ。
このように互いに共存する抗酸化システムを抗酸化ネットワークと言う。
これを発展させると、ミネラルの一つセレニウムも自身が抗酸化物質であると同時に
ビタミンEを補助する作用を持った抗酸化ネットワークの一員だ。
CoQ10(読みはコエンザイムキューテン)も自身が抗酸化物質であり、ビタミンCとビタミンEを補助する。
更には更には、リポ酸はこれまた自身が抗酸化物質であり、ビタミンCとビタミンEを補助し
更には血液脳関門を通過できる上に、グルタチオン濃度を高める作用がある。
グルタチオンとは人間が有する最強の抗酸化物質であり外部から吸収することはできず
すべて自分で合成するしかない物質。
更に加齢により代謝能力が落ちるとグルタチオン合成量も落ちてしまう。
実は活性酸素にはいくつも種類があり、その攻撃力も違ってくる。
またビタミンCのような地位の低い抗酸化物質は上位の活性酸素を還元することはできず
グルタチオンのような抗酸化酵素によってのみしか還元できない。
よってリポ酸は抗酸化ネットワークのキーパーソンと言える。

ビタミンC - ビタミンE - セレン - CoQ10 - リポ酸
これらが一般的に抗酸化ネットワークと呼ばれる抗酸化物質の一群である。

ただし、単体でビタミンEの1000倍という強力な抗酸化能力を持つ抗酸化物質もある。
ポリフェノール類にはそういう物質がいくつもある。
例えばワインにはいっているプロアントシアニジンと呼ばれる赤い色素もその一つ。
ただし、強力な分、値段もずっと高い。
まずはこの抗酸化ネットワークから始めるのが良いと思う。
ただしCoQ10とリポ酸はその中でも値段が張る。

Posted by Samourai | Comments(0) | TrackBack (0)